「妊娠初期」はいつからいつまで?時期や妊娠初期症状をまとめ!

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妊娠初期は、妊娠の喜びとともに身体に目まぐるしい変化が訪れる時期でもあります。

私自身、妊娠初期は体調不良と不安に苦しんだ毎日でした…!

そこで今回は、妊娠初期の概要や症状、悪阻の乗り切り方などをご紹介します。

  • 妊娠初期の体調に戸惑いを感じている方
  • 妊娠判明前で初期症状が気になる方

は、ぜひチェックしてみてくださいね。



Contents

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妊娠初期は、いつからいつまで?



妊娠初期とは、妊娠1ヶ月〜4ヶ月までの間。週数でいうと、0週〜16週未満までにあたります。

妊娠周期は、最終月経日(前回の生理開始日)を0週0日として数えるもの。つまり、厳密にいうと妊娠が成立していない期間も含まれているのです。

なお、0週〜3週までの期間は「妊娠超初期」とも呼ばれており、人によってはこの時期から妊娠の兆候が表れ始めます。

代表的な妊娠初期症状

妊娠初期には、個人差があるものの様々な症状が現れます。

代表的な症状は、以下のようなものです。

少量の出血

妊娠初期に出血=流産!?と不安になりますよね・・・。

しかし、妊娠初期に少量の出血を経験する妊婦さんは全体の約30%とも言われており、珍しいことではありません。

妊娠初期の出血で考えられる可能性は、

  • 着床出血
  • 排卵期出血
  • 子宮腟部びらん

などの特に心配する必要のないものから、

  • 切迫流産/早期流産
  • 異所性妊娠(子宮外妊娠)

などの緊急性の高いものまで様々。

出血は異常が無くても起きるため、必ずしも深刻に捉える必要はないのです。

しかし、決して自己判断はせずに、病院へ連絡して指示を仰ぎましょう。

微熱が続く

体温の高い状態(高温期)が3週間以上続くのも、妊娠初期症状のひとつです。

通常、女性の体温は

  • 生理開始から排卵まで⇒「低温期」
  • 排卵日から生理開始まで⇒「高温期」

と、排卵日を境に2週間ごとのサイクルで変化するもの。

しかし妊娠が成立すると、子宮内膜を厚くする+体温を上げるように働く「黄体ホルモン」の分泌量が増え続けるため、高温期が続くのです。

一般的に、平均36.7℃以上の状態が妊娠13週頃まで続くとされています。

眠気

妊娠すると、昼夜を問わずボーッとしたり、強い眠気に襲われたりすることがあります。これは、体温を上げて妊娠を維持させようとする黄体ホルモンの影響です。

日中も眠気やだるさが収まらないようであれば、それは「赤ちゃんを育てるためによく休んでね」という身体からのサイン。

短時間でも昼寝をするなどして、なるべく無理をせずに過ごしましょう。

腰痛・頭痛

また、腰痛・頭痛に見舞われることもあります。

妊娠すると女性ホルモンの作用で骨盤周りの関節・靭帯が緩むため、骨盤が不安定になり、人によっては腰痛を感じるのです。

また、女性ホルモンのバランスが変化することで、頭の片側だけズキズキと痛む「片頭痛」が起きることも。

なお、妊娠初期は特に薬の影響が大きい時期なので、自己判断での薬の服用は避けましょう。

あまりにも辛い場合は、婦人科・産婦人科で相談してみてくださいね。

下腹部痛・下腹部の違和感

妊娠が成立すると、子宮が成長するのはもちろん、それに伴って子宮周辺の組織も引っ張られていきます。これにより、下腹部に引きつるような痛みや違和感が起こります。

また、女性ホルモンのバランスが変化すると胃腸の働きが弱まるため、腹部の膨満感・便秘・下痢などが引き起こされ張りや鈍痛を感じるケースもあります。

なお、痛みの持続期間は人によってさまざま。痛みを感じたらなるべく身体を温めながら、安静にしましょう。

痛みはよくある症状とはいえ、不安な場合は迷わず病院に連絡 or 受診がオススメ!

気分の浮き沈み

気分の浮き沈みも、女性ホルモンのバランスの乱れにより引き起こされる症状のひとつ。

  • 無性に悲しくなる
  • イライラが収まらない
  • 塞ぎ込みがちになる
  • わけもなく不安になる

など、人によっては感情のコントロールが難しい状態になることもあります。

そんな時は好きな映画を楽しんだり、ゆっくりお風呂に入ったりと、リラックスできる時間をもつように心掛けてみてくださいね。



おりものが変わる

妊娠で女性ホルモンの分泌が増えることにより、おりものの変化を感じる方も少なくありません。

変化の仕方は人によって異なるものの、

  • おりものの量が増えた
  • 水っぽくサラリとしている
  • クリーム状になった
  • 乳白色や黄色、薄い茶色になった
  • 匂いが少なくなった

などの変化が一般的です。

胸の張り・乳頭の違和感

女性ホルモンの分泌が増えると、

  • 胸の張り
  • 乳頭の違和感 
  • 乳頭の痛み(服や下着との摩擦によるもの)

などを感じることもあります。

これらは生理前に感じることも多いものの、生理予定日を過ぎても続くようであれば、妊娠サインの一つかもしれません。

味覚・嗅覚の変化

味覚や嗅覚の変化も、妊娠症状の一つです。特に、つわりの時期に顕著に表れると言われています。

好きだった匂いが苦手になったり、何を食べても変な味に感じたり。また、甘いもの・酸っぱい・塩気の多いものをやたら食べたくなるケースもあります。

これらの変化がいつまで続くのかは、人によってさまざま。安定期に治まる方もいれば、出産直前まで続く方もいます。

特に味覚の変化は、出産後もしばらく続くこともあるようです。

鼻水やくしゃみ、喉の痛み

ホルモンバランスの乱れや、妊娠による免疫低下の影響により、鼻水やくしゃみが頻繁に出たり、鼻詰まりが起こるケースもあります。

また、妊娠により血液量が増加→喉がうっ血することで、喉に痛みや違和感を感じる場合も。

風邪と勘違いしやすい症状ですが、自己判断で風邪薬を服用するのは厳禁なので注意しましょう。



辛い悪阻。いつまで続く?どうやって乗り越える?

妊娠初期は、多くの妊婦さんにとって悪阻(つわり)との闘いの時期でもあります。

約8割の妊婦さんが経験するとされていますが、一口に悪阻と言ってもその種類や程度、対処法はさまざま。

そこでここからは、悪阻についても詳しく見ていきましょう。

悪阻の種類

悪阻の代表的なものは、以下のとおりです。

  1. 『食べづわり』…空腹で気持ち悪くなる
  2. 『匂いづわり』…匂いで気持ち悪くなる
  3. 『吐きつわり』…常に or 一定時間だけ気持ち悪くなる
  4. 『眠りづわり』…酷い眠気・だるさが続く
  5. 『よだれづわり』…ヨダレが止まらない

このように多種多様な悪阻がありますが、その程度も人によってさまざま。

ほぼ気にすることなく日常生活を送れる、人もいれば、食事・水分補給ができないほど重症化してしまい、入院せざるを得ない人もいます。

悪阻はいつからいつまで続く?ピークは?

悪阻は大体妊娠5週前後から始まって6週~9週あたりにピークを迎え、12〜15週あたりで治まるのが一般的です。

しかしこれも個人差が大きく、なかには妊娠後期まで続く方も。

何をしてても辛いし、とても耐えられない。

終わりが見えない。毎日苦しいのに、夫はいまいち分かってくれない…

等々、悪阻は人によっては妊娠を後悔してしまうほど、非常に辛いものです。

とはいえ、悪阻には必ず終わりがきます。一生続くように思える辛さも、「あの辛い期間があったから、この子と出逢えたんだ」と報われる瞬間が来るのです。

そこで、まずは今を乗り越えるために、“少しでも悪阻が楽になる方法”を見ていきましょう。

辛い悪阻の乗り切り方

悪阻を少しでも軽減する方法は、悪阻の種類によって異なります。

吐きづわり

  • 食べたいと思ったタイミングで、食べられそうなものを少しでも口にする吐きづわり
  • 少量をこまめに食べ、なるべく空腹を避ける
  • とろろなど、食べやすい&吐きやすいものを食べる
  • スポーツドリンクで水分補給 

食べづわり

  • 少量をこまめに食べることで、食べ過ぎによる胃の負担を抑える
  • アメなど、すぐに口にできるものを持ち歩く
  • 炭水化物やお菓子類など、空腹感を感じやすいものばかり食べない

匂いづわり

  • 食べ物を冷やすことで、匂いを抑える
  • 匂いがダメだと感じる食材は避ける
  • 匂いの強い化粧品や洗剤などは使わない
  • 生ゴミは溜めない

眠りづわり

  • 無理をせず、短時間でも眠れるタイミングで寝る
  • 散歩やストレッチをして体を動かす

よだれづわり

  • よだれをこまめに吐き出す
  • アメを舐めたりガムを噛んだりする
  • こまめにうがいをする
  • こまめに水分補給する

症状に関わらず、

  • 辛いことを家族や友達に打ち明ける
  • 映画を見る等、気分転換をはかる
  • 無理せず休む

こと等も大切ですよ!

 

なお、症状が重い場合は産婦人科で漢方薬・吐き気止めなどの薬を処方してもらうのもオススメです。

悪阻は悪化すると深刻な合併症が生じてしまうケースがあるため、決して一人で抱え込まずに、医師に相談してみてくださいね。

まとめ

身体にも心にも大きな変化が訪れる妊娠初期。特に初めて妊娠する方にとっては、慣れない症状にストレスも溜まりがちです。

お母さんになるんだから、辛くても我慢しなきゃ…

と自分を追い詰めてしまう方も多いかもしれません。

しかし、お腹の赤ちゃんのためにも決して無理はせずに、なるべく身体を休ませながらゆったりと過ごしてくださいね。

 

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