今回は、28週で子宮頚管が3cmとなり切迫早産になってしまった私の体験談をご紹介。
切迫早産になる割合は全体の約15%、つまり6~7人に1人だそうで、意外と多くの妊婦さんがなってしまうもの。私の経験が少しでもお役に立てるように、細かく残していきますね♪
Contents
切迫早産の体験談
妊娠28週で、子宮頚管が3cmに…
まず、子宮頚管の短さを最初に指摘されたのは妊娠28週の頃です。
最近よくお腹が張るかも…。おりものの量も結構増えたな。
となんとなく異変を感じて先生に相談したところ、内診してもらえることに。また、胎児の心拍数&お腹の張りをチェックする機械『NST』でも状況を確認してもらいました。
このNSTでは特に張りが見られなかったようですが…内診してもらったところ、子宮頚管が3cm。
しかしこの時点では、先生は
ちょっと短めかな…まあ一応安静にして、また1週間後に様子を見ましょう。
くらいの温度感。
「一応お守り代わりに渡しておきますね」と、張り止め薬(リトドリン)をもらって終了しました。
子宮頚管3cmは、臨月時点の長さ。
「よくわからんけど、3cmって…どうなの??」と心配になった私は、帰宅後ネットで子宮頚管について徹底的にリサーチ。
その結果、この週数でこの短さは思った以上にマズイということに気づき、顔面蒼白になりました。笑
というのも…
子宮頚管の長さの平均は、下記のとおり。
妊娠週数 | 子宮頚管の長さ(平均) |
妊娠30週未満 | 35〜40mm |
妊娠32〜40週 | 25〜32mm |
そうなんです。上の表で考えると、私は28週時点で既に臨月くらいの長さになってしまったわけです。
そこで…
食事作りと簡単な掃除、トイレ・シャワー以外は、極力横になる生活をスタート。さらに、子宮頚管の長さが回復するとの口コミがあった骨盤ベルト『トコちゃんベルト』を速攻購入しました!
一旦は、子宮頚管の状態が安定。
このように安静生活をスタートしたわけですが、安静に加えて購入したトコちゃんベルトを着けてみたところ、お腹の張りがほぼ感じられなくなるように!
また、胎動もかなり下のほうで感じていたのが、やや上のほうで感じられるようになりホッと一安心でした…✨
そして、
お腹の張りを感じなければ、張り止め薬は飲まなくても大丈夫ですよ
と言われていたので、飲み薬は飲まずに一週間を過ごしました。
その結果…
一週間後の診察では、子宮頚管の長さは変わらず。
やはり、色々気を付けるようになったとはいえ…そう簡単に子宮経管の長さが回復するわけはないですよね( ;∀;)
そこで今度は、
念のため、1日3回張り止め薬を飲むようにしましょうか
と指示があり、今度は自宅安静に加えて張り止め薬の服用もスタートしました。
張り止め薬(リトドリン)の副作用に苦しむ毎日
ここから数日は、張り止め薬(リトドリン)の副作用に苦しんだのを鮮明に覚えています。
何が辛いって、寝転んでいるだけでも飲んで数時間は動悸がすごい。さらに、手もブルブルと震えるんです…。副作用を抑えるための漢方も処方してもらっていたのですが、残念ながら漢方の効果は感じず。
「この薬、本当は危ないモノなんじゃないだろうか…」と、処方してくれた先生と日本の医療を疑う日々がしばらく続きました。(笑)
ただ、5日ほど経つと身体が慣れたのか、数日に一回「動悸がちょっと気になるかな?」くらいで、副作用はだいぶマシになりましたよ!
子宮頚管の短縮が、止まらない!
薬を服用し始めて一週間。もちろん自宅安静もできる限り続けていました。
しかし、何故かここからどんどん子宮頚管が短くなりまして…(@_@)。
以下に、子宮頚管の経過をまとめてみました。
妊娠週数 | 子宮頚管の長さ |
29週 | 3cm |
30週 | 2.6cm |
31週 | 2.6cm |
32週 | 1.5cm |
33週 | 1.7cm |
34週 | 1.5cm |
35週 | 1.5cm |
36週 | 1.5cm |
37週 | 1.5cm |
特に、一気に1cmも短くなった32週時点では、もう絶望でした(笑)。
ただ、私がお世話になった産院は「自宅安静ができるなら自宅で!」というスタンスだったようで、入院はなんとか免れることに。
しかし、
自宅でどのくらい安静にしていますか?
と安静度合を細かくチェックしてもらったところ、「もっと安静にしないとダメだね。」とダメ出しをされてしまったのです…。
そして、家事はすべて夫に任せてトイレ・食事・シャワー以外は横になる『絶対安静』を言い渡されました。( ;∀;)
32週以降は、子宮頚管がなんとか安定。
そこからは、本当に言葉通り寝たきりの毎日でした!
起き上がるのは、トイレ・食事だけ。夫がいない昼食は冷凍弁当を温めてサッと食べるだけにしていたので、一日の中で起き上がっていた時間は30分もなかったのではないかな?と思います。
さらに、シャワーも3日に1回!
身体と気持ちが元気なのにずっと寝ていなければいけないって、結構キツイものがありましたね…。
しかし、この絶対安静+トコちゃんベルトを一日中着けていたのが功を奏したのか、32週以降はなんとか子宮頚管の長さをキープできるように。
そして…
37週(正期産の時期)に入ったタイミングで安静指示は解除され、無事に計画出産予定日までもたせることができました✨
ほぼほぼ寝たきりで2ヶ月以上過ごしたわけですが、毎日遅くまで働きながら家事をすべてサポートしてくれた夫には、本当に感謝感謝です…!m(_ _)m
まとめ
切迫早産でずっと寝たきりだと、自分を責めたり、辛さやストレスに押しつぶされそうになったりすることが多々あると思います。
しかし、今お腹にいる赤ちゃんを守れるのは世界で自分だけ。
そして、言葉通り赤ちゃんと一心同体でいられる時間は、今だけ。
ストレスに押しつぶされそうになったら、ぜひ一度深呼吸をして気持ちを整えてみてください。
そして、読書・映画鑑賞・赤ちゃんグッズの編み物など、自分なりに楽しく過ごせる方法を色々と試してみてくださいね!
ちなみに私の場合は、こんな感じで過ごしていました♪
切迫早産での自宅安静中の過ごし方!あって良かったアイテムをご紹介
今切迫早産で辛い思いをしている方々も、なるべく穏やかな時間を過ごせるように祈っています。
もし良かったら、下記の記事もあわせてチェックしてみてください♬