妊娠初期は、ママになる準備が体内で着々と進んでいる時期。お腹の膨らみはまだ目立たなくとも、日々の生活が赤ちゃんに大きな影響を及ぼします。
そこで今回は、妊娠初期に気をつけること・やってはいけないことをご紹介!特に初ママの方は、ぜひ目を通してみてくださいね♬
Contents
妊娠初期に気をつけること・やってはいけないことは?
生活習慣の見直し
まず大切なのは、生活習慣を見直すこと。特に、以下のことに気をつけましょう。
禁煙する
喫煙は、赤ちゃんに栄養や酸素がうまく届かなくなるほか、流産・早産のリスクを2〜3倍も高めてしまいます。
また、受動喫煙にも要注意。副流煙も母体・胎児ともに大きな悪影響を及ぼすので、家族が喫煙者の場合は室内では吸わない or 禁煙をしてもらいましょう。
アルコールを控える
妊娠中にアルコールを大量に摂取すると、赤ちゃんの成長が遅れるほか、先天性の疾患が発生する可能性があります。また、流産や死産になってしまうケースも。
なお、妊娠0~4週未満(妊娠超初期)の飲酒は赤ちゃんにほぼ影響しないとされています。しかし、妊娠確定前であっても、妊娠の可能性があるならば飲酒は控えておいたほうが安心です。
飲み物
妊娠中は、カフェインの過剰接種に注意しましょう。胎児の成長に影響を及ぼすほか、流産を引き起こす可能性もあります。
一切摂れないわけではありませんが、コーヒーは1日2杯(150mlカップの場合)程度にしておくと安心です。
食べ物
妊娠中の食べ物は、量よりもバランスに気をつけましょう。
特に妊娠初期は悪阻で思うように食べられない方もいますが、無理してたくさん食べなくてもOK。効率的に栄養が摂れる食べ物を選んでください。
特に、タンパク質・カルシウム・葉酸・鉄分・ビタミンD・食物繊維は積極的に摂りましょう♬
また、妊娠すると感染症・食中毒にかかりやすくなります。特に注意が必要な食べ物は、下記の通りです。
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生肉・加熱不十分の肉は、「トキソプラズマ」という寄生虫が含まれていることがあるので要注意。トキソプラズマにかかると、赤ちゃんの脳・肝機能に障害が生じることがあるほか、流産・死産に繋がることも。
また、殺菌されていない乳製品や生ハム等はリステリア菌、生卵はサルモネラ菌の食中毒にかかる可能性があります。
さらに、ヨウ素や水銀の過剰摂取は胎児に先天性異常を、スパイスの過剰摂取は流産・早産を引き起こすことも。
食材選びや摂取量、加熱具合に気をつけることで、赤ちゃんを守ってあげてくださいね!
日常生活・仕事で無理はしない
妊娠初期は、とにかく身体やお腹に負担を描けないことが大切。
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等はNGです。
身体を動かさざるを得ない引っ越し・旅行なども、できれば安定期まで延期しましょう。
また、転倒の危険性がある&お腹に振動がくるため、自転車の運転も避けたほうが無難です。
風邪
妊娠すると免疫が下がるため、風邪などの感染症にも罹りやすくなります。風邪が悪化すると、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性も。
そのため、マスク・手洗い・うがい等の基本の感染対策を徹底するのはもちろん、予防接種も打っておくと安心です。
妊娠中であっても、インフルエンザワクチン等の不活化ワクチンや、新型コロナウイルスワクチンは接種可能です!
なお、風邪等で体調を崩しても、自己判断での薬の服用は厳禁。特に妊娠初期は薬の影響を大きく受ける時期なので、必ず病院で“妊婦でも飲める薬”を処方してもらいましょう。